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| 診療情報
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Medical information
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診療科目 : 内科全般 ・ 循環器内科 ・ 呼吸器内科
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現代の生活習慣は、知らず知らずのうちに体重増加や肥満を引き起こし、将来的に糖尿病・高血圧・脂質異常症・心疾患などの生活習慣病を引き起こす原因にもなります。当院では、医学的根拠に基づいて安全かつ効果的に体重管理を行うための「ダイエット外来」を設けております。医師による診断を行い、必要に応じてお薬の処方を行うことで、無理のない減量と生活習慣病の予防・改善をサポートします。
「自己流のダイエットでは成果が出ない」「食事制限が続かない」「リバウンドを繰り返してしまう」といったお悩みをお持ちの方は、医療的な視点からのサポートを受けることをおすすめします。健康診断などで指摘を受けた方はもちろん、自己管理を目的とした方のご相談も歓迎しています。正しい方法で取り組めば、薬に頼らず体重をコントロールすることも十分可能です。放置せず、10年後・20年後の自分のために、ぜひ一度ご相談ください。 |
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ルセフィODフィルム
2.5mg(内服薬) |
:30日分 5,500円(税込) |
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オンライン価格 |
:30日分 5,800円(税込) |
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| 【作用の仕組み】
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ルセフィ(一般名:ルセオグリフロジン)は2型糖尿病の治療薬で、「SGLT2阻害薬」という種類の薬に分類されます。2型糖尿病とは、「インスリン」と呼ばれるホルモンの働きが悪くなることで、血糖値が高い状態が続く病気のことです。「SGLT2」は糖を運ぶタンパク質のひとつで、腎臓における糖の再吸収に関わっています。ルセフィは、このSGLT2の働きを抑制することで糖の再吸収を抑え、体内の余分な糖を尿中に排泄させます。その結果、上がりすぎた血糖値を抑える作用があります。
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【ルセフィのダイエット効果】
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ルセフィは2型糖尿病の治療薬ですが、過剰な糖を尿中に排泄する作用をもつことから、ダイエット目的で適用外使用される場合があります。ルセフィを服用すれば、食事から摂取した糖が尿と一緒に排出されるため、実質的に糖質制限をしているような状態と同じだといえます。そのため、食事を極端に減らさなくても体重減少効果が期待できます。ルセフィを1日2.5mg服用した場合、尿中に排泄される糖の量は1日約240kcal分です。1ヵ月あたりに換算すると、約7,200kcalに相当する糖が排出されます。体重を1kg減らすためには約7,000kcalを消費する必要があるので、1か月で約1kg前後の減量効果が期待できるといえるでしょう。 |
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血液中の糖が腎臓で濾過されます。
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濾過された糖は主にSGLT2の働きで血液中に再吸収されます。
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再吸収しきれなかった糖が尿として排泄されます。
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血液中の糖が腎臓で濾過されます。
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ルセフィがSGLT2による再吸収を妨げます。
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再吸収しきれない糖が増え、尿中へ排泄される糖が増えます。
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| ※
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SGLT2(エスジーエルティー・ツー):糖を運ぶたんぱく質のひとつ。SGLT1も腎臓に存在しているが、腎臓で糖の再吸収に関わるのは主にSGLT2である。
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| ■副作用 |
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主な副作用:
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口やのどの渇き/便秘/多尿・頻尿/低血糖/膀胱炎・尿路感染/性器感染症 |
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ルセフィを服用すると、尿量が増えることで体内の水分量が減るため、口やのどの渇きといった脱水症状を引き起こす場合があります。また、ルセフィの作用によって尿中の糖が増えると、膀胱炎や尿路感染、性器感染症などのリスクの上昇にもつながります。気になる症状が出た場合や、症状が長期間治まらないときは、早めにかかりつけの医師や薬剤師に相談しましょう。
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| ●使用上の注意 |
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以下に該当する方は、必ず医師による判断を仰いでください。
過去に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、感染症、外傷がある。手術前後である。脳下垂体機能不全または副腎機能不全、栄養不良状態にある、飢餓状態にある、食事摂取が不規則、食事摂取量が不足している、衰弱状態にある、激しい筋肉運動をしている、過度のアルコール摂取がある、尿路感染、性器感染がある。妊娠または授乳中。
他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
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| ●用法・用量 |
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通常、成人は1回1枚(ルセオグリフロジンとして2.5mg)を1日1回朝食前または朝食後に服用します。本剤は舌の上にのせて唾液を浸潤させると崩壊するため、水なしで服用も可能です。また、水で服用することもできます。
飲み忘れた場合は、気がついた時に、できるだけ早く飲み忘れた分(1回分)を飲んでください。ただし、次に飲むまでの時間が近い場合は、飲み忘れた分をとばして、次の時間(翌日)に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、服用を止めないでください。
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ウゴービ (皮下注)0.25mg |
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9,200円(税込) オンライン価格:
9,600円(税込) |
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ウゴービ (皮下注)0.5mg |
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15,600円(税込) オンライン価格:16,300円(税込) |
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ウゴービ (皮下注)1.0mg |
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27,500円(税込) オンライン価格:28,600円(税込) |
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※各1ヶ月分(4回)となります |
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※投与量は体型により異なりますので、医師の判断を仰いでください |
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厚生労働省より「肥満症」の治療薬としたウゴービ(セマグルチド)が正式に承認され、肥満症治療薬として期待されています。
ウゴービの有効成分であるセマグルチドはGLP-1受容体作動薬と言われ、既に糖尿病治療薬として「オゼンピック皮下注」という薬剤名で使用されています。
GLP-1は、脳の満腹中枢に作用して食欲が出過ぎることを抑えたり、胃内容物の排泄を遅らせて満腹感を高めたりすることで、体重減少作用があります。そのため、ダイエット目的として使用されることがあります。 |
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| ただ太っている状態を意味する”肥満”と、疾患である”肥満症”は違います。肥満と肥満症は、言葉はほとんど同じですが、医学的には明確に区別されています。肥満は脂肪が過剰に蓄積した状態であり、体格指数(BMI)が25 kg/㎡以上であれば、肥満と判定されます。肥満だけでは病気とはいえません。一方で肥満症は肥満であるとともに、肥満を原因とする、あるいは肥満に関連する11種の健康障害のいずれかを発症している状態です。肥満症は、単なる肥満とは異なり、治療が必要な病気です。 |
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| GLP-1は「グルカゴン様ペプチド-1」の略で、膵臓から分泌されるホルモンの一種です。GLP-1は、血糖値を下げる役割がありますが、GLP-1受容体作動薬は、GLP-1の働きを促進することで血糖値のコントロールに寄与します。 |
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GLP-1 受容体作動薬「ウゴービ®皮下注MD
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| ウゴービの適応は肥満症です。しかし、肥満症であれば全員に使えるわけではなく、特定の条件のある肥満症患者に対して使用することができます。肥満症とは、BMIが25以上で肥満による合併症が11種類のうち1つ以上ある場合、もしくは内臓脂肪蓄積がある場合に定義されます。 |
<肥満に関連する健康障害>
耐糖能障害(2型糖尿病、耐糖能異常など)
脂質異常症
高血圧
高尿酸血症、痛風
冠動脈疾患
脳梗塞、一過性脳虚血発作
非アルコール性脂肪性肝疾患
月経異常、女性不妊
閉塞性睡眠時無呼吸症候群、肥満低換気症候群
運動器疾患(変形性関節症:膝関節、股関節、手指関節、変形性脊椎症)
肥満関連腎臓病 |
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| 現在は健康障害が生じていなくても、これから生じることが予測され、減量を必要とする内臓脂肪型肥満も肥満症と診断されます。内臓脂肪型肥満とは、内臓脂肪の面積が100 cm²以上ある状態で、ウエストの周囲が男性で85 cm以上、女性で90 cm以上であれば、その疑いが持たれます。なお、健康診断などで耳にする「メタボリックシンドローム」は、BMIが25 kg/㎡未満であっても、内臓脂肪が過剰に蓄積していて、さらに、空腹時高血糖、脂質異常、血圧高値のうち2つ以上を発症している状態です。 |
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| ■副作用 |
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ウゴービにも副作用があります。特に投与初期や増量時に現れやすいですが、その多くは時間と共に軽快する傾向にあります。
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| 一般的に見られる副作用 (消化器系の副作用) |
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吐き気(悪心)/下痢/便秘/嘔吐/腹痛、腹部不快感 |
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<対処法の例> |
・一度にたくさん食べず、少量ずつ回数を分けて食べる。
・脂っこい食事や香辛料の強い食事を避ける。
・消化の良いもの(おかゆ、うどんなど)を選ぶ。
・水分をこまめに補給する。 |
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| その他の副作用 |
| 頭痛/めまい/倦怠感/注射部位の反応(赤み、かゆみなど) |
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| まれに起こる重篤な副作用と注意点 |
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急性膵炎:持続する激しい腹痛、背中の痛み、嘔吐など。 |
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胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸:強い腹痛、皮膚や白目が黄色くなる、発熱など。 |
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低血糖:冷や汗、手の震え、動悸、強い空腹感、意識がもうろうとするなど。 |
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皮膚の発疹、じんましん、顔やまぶたの腫れ、呼吸困難といったアナフィラキシー反応が起きた場合も、直ちに投与を中止して医師による受診が必要です。 |
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| 禁忌・慎重投与の対象者 |
| 急安全性の観点から、以下に該当する方はウゴービを使用できません。 |
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本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方 |
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甲状腺髄様癌の既往歴のある方、または家族歴のある方(多発性内分泌腫瘍症2型) |
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妊娠中、授乳中の方、または妊娠を希望している方
また、糖尿病の方、膵炎の既往歴がある方、重度の胃腸障害がある方などは、慎重な投与が必要となります。必ず持病や既往歴を医師に伝えてください。 |
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